気持ちの切り替えが苦手な看護師の方もいるでしょう。気持ちの切り替えが上手な看護師は、すぐ次へ進むことができるのですが、苦手な人はいつまでもその原因となった出来事のことを考え続けてしまい疲れてしまいます。それによって、精神的なバランスが崩れ情緒不安定になり、やがて仕事や日常生活にまで影響が出てしまうのです。
このように気持ちの切り替えが苦手な看護師というのは、切り替えられずにどのようなことを考えてしまうのでしょうか。ここでは、切り替えが苦手な人の特徴をご紹介します。
切り替えが苦手な人の特徴には「自分と他の人は同じ」と思っている人が多いようです。自分と同じように物事を考えて動けないことに不満を持ち、「人にはさまざまなタイプやものの考え方がある」ということが理解できないため、ストレスを溜め込んでしまいます。特に看護師はストレスを溜めやすい仕事のため、このような考え方は極力避けたいものです。
また、「完璧主義」であることも特徴の一つです。このような人は、自分への評価や物事を失敗と成功でしか評価できずに落ち込んでしまいます。そして、いつまでも「ああしていればよかった」と後悔を引きずってしまい、立ち直れず前に進めなくなってしまうのです。
さらに、「自分の失敗を知られたくない」と感じている人も多くいます。悩みや失敗を自分の弱みだと考え、周りに相談できず1人で抱え込んでしまうのです。さらに、「自分を認めない」という点も特徴です。ひどい場合は、失敗の原因を自分の人格にあるのだと考えてしまう人もて、精神的なダメージを負ってしまいます。看護師の仕事は、人の命にも関わるため、自身も心身ともに健康でいることが大切です。